世の中メールを使った悪質な行為や犯罪行為など横行しています。
そういった被害に遭わないように常日頃から気をつける必要があります。
メールを使った犯罪行為とは?
悪質なメールからどんな被害を受けるか知りましょう。
ウイルス感染
メールにはファイルの添付があります。
それを受信者に開かせて、受信者が使っている端末にウイルス(コンピュータを異常を発生させるプログラム)を進入させてしまう手口があります。
ウイルスには様々なものがあり、被害も様々でしょうが大抵悪い結果になるでしょう。
悪質なサイトへ誘導
本文にURLを記載しておき、本文を読んだ受信者がそのURLをクリックして悪質なサイトを閲覧させようとしてきます。
そのサイトを開かせて受信者の情報を搾取しようとしたり、サイト利用料などといい金銭を請求されるなどの被害に遭う可能性もあります。サイトを開くだけでウイルスをダウンロードさせるなんてこともあるかもしれません。
不審なメールが届いていたら?
開く前に確認する
怪しいメールではないか確認しましょう。
メールを開く前でもメールアドレスとタイトルで何のメールは判断できます。
メールアドレスで判断するなら、
そのメールアドレスは自分の知っているあて先からか、「@」移行のドメイン名を知っているか。
タイトルで判断するなら、
タイトルの内容は自分の身に覚えのあるものか、直訳したような変な日本語になっていないか。
・知らないメールアドレス
・ドメイン名が怪しい
・知らない内容のタイトル
・直訳したような変な日本語
開いた後に確認する。
もし何かのファイルが添付されていたら、添付ファイルを開く前に
またはURLが記載されていたらクリックしてサイトを開く前に本文をよく読みましょう。
タイトル同様身に覚えのある内容であるか、自分宛のないようであるか。
添付ファイルも自分が受け取るものであるかをよく確認します。
・身に覚えのない内容
・自分宛でない内容
・リンククリックや返信しないと大変なことになるぞと不安を煽るような内容
・何か当選したからお金を受け取れますよなど欲を煽るような内容
・テンプレートのような一斉に送られてそうな本文
・署名がない
・直訳したような変な日本語
・よくわからない名前のファイル添付
添付ファイルをダウンロードする前に
それが何のファイルかわからないようならダウンロードはしないようにしましょう。
実行ファイル(xxxx.exe)が添付されていたら絶対怪しいです。
また拡張子(ファイルの種類)がtxtとかでも要注意です。文字コードを弄って拡張子を偽装する手段もありますので、テキストファイルなら大丈夫だろうと試しにダウンロードしたらexeだったなんてこともありえます。
もし、「上記に書いた内容に当てはまって削除したけど本当は普通のメールで必要なことだった」なんてことがあっても、そう思われるような怪しい内容のメールを送ってきた方が悪い。
まとめ
セキュリティに関する知識はいくら持っていても無駄にはなりません。
仕事や生活でメールはよく使うものだと思います。いつ不審なメールが自分に届くかもしれない。
ここまで書いているとメールが危ないみたいな印象になりそうですがメール機能が悪いのではなく、結局使う人のモラルなんですよね。
つい先週、仕事用のメールアドレスにマーガレットという人からアダルトっぽいメールが来ていたので開かず削除しました!